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歳神様を迎える日

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お正月とは

正月とは本来、その年の豊穣〔ほうじょう〕を司る歳神様〔としがみさま〕

お迎えする行事であります。

1月の別名を現在では

11日~13日までを「三が日」

17日までを「松の内」又は「松七日」と呼び

この期間を「正月」と言っています。

地方によっては1月20日までを正月とする(二十日正月・骨正月)事もあるようです。

歳神様を迎える日

正月は家に歳神様をお迎えし、祝う行事で 歳神とは1年の初めにやって来ます

その年の作物が豊かに実るように、また 家族みんなが元気で暮らせる

約束をしてくれる神様です。

正月に門松〔かどまつ〕や しめ飾り 鏡餅を飾ったりするのは

すべて歳神様を心から歓迎するための準備になり〼。

そもそも 私たちの祖先は"全てのモノには命がありなんらかの意味がある"という

アニミズム」を信仰しており 作物の生命〔いなだま〕

人間の生命〔たま〕1つのものであると考えていた為

人間が死ぬとその魂はこの世とは別の世界に行き

ある一定の期間が過ぎると個人の区別が無くなり

祖霊」と「ご先祖様」になると信じられていました。

この祖霊がになると「田の神」に、が終わると山へ帰って「山の神」に

そして正月には「歳神」になって子孫の繁栄を見守ってくれているのです。

アニミズムとは、生物・無機物を問わないすべてのものの中に霊魂、もしくは霊が宿っているという考え方。19世紀後半、イギリスの人類学者、E・B・タイラーが著書『原始文化』の中で使用し定着させた。日本語では「汎霊説」、「精霊信仰」「地霊信仰」などと訳されている。

 

歴史最古の年中行事

日本の行事の中で最も古くから存在するものだと言われているが

その起源はまだ詳しく分かっていない。

仏教が伝来した6世紀半ば以前より正月は存在していたと言われている

お盆」の半年後にやってくる正月は 本来お盆と同じく「先祖をお祀りする行事」だった

しかし 仏教が浸透しその影響が強くなるにつれ お盆は仏教行事の

盂蘭盆会〔うらぼんえ〕と融合して、先祖供養の行事となり

正月は歳神を迎えてその年の豊作を祈る。

神祭り」としてはっきり区別されるようになったのではないかと言われている

また、現在のようなお正月の行事(門松・しめ飾り・鏡餅などを飾ること)が浸透したのは

江戸時代に入り庶民にも手軽に物品が手に入るようになってからではないかと考えられています。

行事霊に対する祝福の言葉

1年の始めである正月は春の始まり、すなわち「立春」とも考えられており

人々は春の訪れがもたらす生命の誕生を心から喜びました。

めでたい芽出度い)」という言葉は「新しい春を迎え芽が出る」という意味があります。

また新年に言う「明けましておめでとうございます」という言葉は

実は年が明け歳神様を迎える際の祝福の言葉でした

つまり、神様への感謝の言葉を人々の間で交わすことにより

心から歳神様を迎えたことを喜びあったということです。

 

 

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