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捕らわれた龍神様

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捕らわれた龍神様のお話し

昔ある寺の池に

龍神」様が住んでおったそうな

龍神様は村に日照りが続けば

雷雲を呼び

雨を降らせ

海が荒れないように

見張ってるのが日課であった

 

そんな ある日のことじゃった

村に「陰陽師」と云う

不思議な力を持つ僧侶が現れ

何も悪さをしていない

龍神様を捕まえに

来たのであった

 

陰陽師が村人を集め

このように言った

ここに龍神はおるな 

龍と云うのは大人しく見えても

 極めて危険な生き物じゃ 

今は悪さをしなくても 

いつか必ず悪さをする 

今封じ込めなければ 

必ず後悔するじゃろう

 

村人たちは次々に反論をした

池に住み水をつかさどる 

神であります 

雨乞い祈願しなければ 

日照りが続いてしまいます 

そしたら 

作物が育たなくなりますぞ 

漁師たちも

海が荒れず沢山の魚を

捕れるようになったのも

 龍神様がおられるからだ

何故 

そのような事を言えるのか 

さっぱり分からんです

 

今度は陰陽師の方が

口を開いた

龍の誠の姿を知らんから

その様な事を言えるのじゃ

 

村人たちは

顔を見合せながら言った

いいや~おら

一度も見た事ねぇが 

龍神様は

この村にとっちゃ大事な神だぁ 

どんな姿かたちをしてても

神は神だ

と村人のひとりが言った

一度もないだと‼

では寺の池で

龍を見せてやろう

と陰陽師が言った

 

そして

龍神が住む池へと

皆で行ったのじゃった

 

では 早速 

龍を見せてやろう

と陰陽師がいった

陰陽師は何か念仏のようなものを

唱え始めると

 雨雲が空一面に広がったのだ

 

村人たちは呆気に捉えていた

なっ 

なにが始まるんじゃ

陰陽師は念仏のようなものを

池に向かって唱えている

その時だった

池の淵から渦を巻き

さっきまで

静かだった池が嘘のように

 唸りを上げ

何か大きな

黒い影が

見えて来たのだ

 

龍神さまじゃ

村人たちが騒いだ

その時じゃった

龍が村人達の前に

姿を現し

始めたのであった

龍は苦しそうに

 もがきながら

天に向かって

飛ぼうとしておった

陰陽師は念仏を

ただただ

唱えておるのを

よそ目に

村人たちは

逃げ出す者

恐怖に腰を抜かす者

様々であった

おっ 

おらたち 

こんな化け物を

大事にしとったんかぁ 

あまりにも大きく

恐ろしい姿

いつ食われるかという

恐怖で一杯になっていた

 

陰陽師は言った

これが 龍だ 

とてつもなく恐ろしく

 時には嵐を呼び 

村人達に

 いつ 災いを招き

取り返しのつかん様な事をするか

分からんからの

と言い

懐からひょうたんを

取りだしたのじゃった

そのひょうたんは

何に使うのか?

村人は聞きました

すると

陰陽師が自慢気に

このひょうたんに

龍を封じ込め 

二度と

出れんようにするのじゃ

と言い また

不思議な呪文の様な

ものを唱え始めたのじゃった

 

龍はさっきよりも

激しく苦しそうにもがき

ひょうたんの中に

吸い込まれるように

入って行った

すると

不思議な事に

さっきまでの

雨雲が綺麗さっぱりとなくなって

辺りは静かになっておった

陰陽師は村人たちに言った

これで もう安心じゃ 

このひょうたんを 人里から離れ 

誰も行かない様な場所に

更に封じ込めなければならない 

どこか 

洞窟はないか?

それなら船で

沖の島まで行って

その奥に洞窟があります

そこなら

誰も近づかんし

船を出さねば

そう簡単には近づけぬが

そこで

どうじゃろうか?

 

陰陽師は しばしの間

考え こう 応えた

分かった それでは 

そこに私を案内してくれぬか

そう言うと

村人の一人がこう応えた

それなら わしの船に乗って 

日が暮れんうちに

行こうじゃありませんか

そう言うと直ぐさま

船で洞窟へと

向かったのじゃった

しかし

海は荒れ

行くてを邪魔をし

 前には進めんかった

村人は言った

今日はもうダメです 

こんなに海が荒れては 

どうしようもない 

明日もういっぺん向かいましょう

陰陽師は渋々ながら こう応えた

致し方ない 

明日朝早く向かう良いな

村人は

では 

明日の朝早く出発するとして

 陰陽師さん 

うちに泊まっていってくだせー

陰陽師は 旅の途中であった

そもそも

泊まる宛てなど無かったので

 まぁ

 良いかと思うようになっておった

ならば

お言葉に甘えて泊めさせてもらおう

そう言って

村人の住む家に行くと

 女房らしき人物が

出迎えたのじゃった

さぁ さぁ 

お入り下さい 

狭くて汚ならしい所ですが 

ごゆるりと休んで下さいまし 

飯の準備もできております

そう言って

陰陽師に飯をたらふく食べさせ

早く休ませようとする

女房の様子を

旦那は変に思ったのか

女房にそっと

こう聞いた

何故

陰陽師さんを

早く寝かせようとしとるのじゃ?

女房は言った

長旅で疲れておられるじゃろうし 

なにより 

龍を退治をしてくれたんだから 

ゆっくり休ませなければと思ったまでです

そう言うと

 旦那と陰陽師を早く寝かせ

女房はこっそりと

陰陽師の懐から

ひょうたんを取りだし

元に居た池へと

龍神様を

返しに行ったのじゃった

 

龍神様 

済まない事をしました 

どうか 許して下さい 

もし 

貴方が居なければ 

この村はいつか 

滅んでしまいます

そう言って

 ひょうたんの蓋を開け

 大きな

大きな

龍が現れたのじゃった

龍は女に言った

私を何故助けたのだ?

陰陽師が言ったように

怖くはないのか?

化け物には見えんのか?

女は言った

はい 

私に取って大事な

神様です 

畑を守り 

海が荒れんように

見守ってくれてました 

怖い事など 

ございません 

それより 

早く 

身を隠して下さい

 

龍は直ぐに池に潜った

助けてくれたお礼に 

これを授けよう

そう言うと

巾着袋を女に渡した

その中には

金箔が入っておった

女は

返すか迷ってた時

龍は

早く帰るようにと

促したのじゃった

家に帰ると否や

ひょうたんを

そーっと

寝ている

陰陽師の懐に戻した

 

夜が明け

朝になると

二人は船に乗り

洞窟へと向かった

何も知らない二人は

」のひょうたんを

封じ込めたのじゃった。

 

 

とは

見た目はとても

恐ろしく見えますが

 心は穏やかで

私達を常に

見守ってくれています

「恐くて恐ろしい」

と言う

理由だけで

封じ込められた

龍は沢山います

 何故でしょう?

雷雨・大雨を

降らせるから?

それは

龍は雨がなければ

 飛べないからなのです

それだけで

悪さをすると

思われていました

しかし

龍は

綺麗な水辺がないと

生きて行けません

なので

雨を降らせてしまうのです

龍神

雨乞いをしていたら

稲妻と共に龍神様が現れ

雨を降らせて頂いた伝説があり〼

 

祭神として祭祀している神社も多くあり

日本の神様には様々な呼称があり

 「明神様・大神様・弁財天様

等の呼称がございます。

龍神

という呼称も神様の一つであり〼。

また龍神と呼称がついていても

実は蛇神であったり龍陀神であったりする場合も多くあります。

龍神とは

神の世界の最高位の称号を現すもので

この大宇宙の中で

あらゆる全ての問題を

解決できる力を

持っている神様のことを

「龍神」と呼び〼。

 

龍神の姿とは

全宇宙の

全ての生物に

光を与え慈愛の意味から

全ての生物の姿を含んで

できたのが、の姿です。

 

全体が眩く光り

輝いているところから

金運の神

とも言われるようにも

なりました。



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