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怖い顔

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伊達政宗公が悟ったこと

戦国時代、厚く不動明王を信仰したとされる伊達政宗公

まだ梵天丸と呼ばれていた5歳位の時のお話です

あるお寺で 不動明王を見かけ 生まれて初めて見る恐ろしい表情の仏像に 泣くでも逃げ出すでもなく近づき 傍にいた僧侶に尋ねました

こちらも仏なのか

 

恐怖よりもなぜ「怖い顔」をしているのかと疑問に思った

すると僧侶は答えました

確かに、お顔は恐ろしく仏様とは思えないでしょうが

不動明王様はれっきとした仏様です 

人の世にいる悪人 それに対しては容赦なく懲らしめもします

しかし 武力で制するとはいえ 内面には仏様としての慈悲をお持ちなのです

これに対し 梵天丸は言いました

武力を持って戦うが 内には慈悲 優しさを持つのか ならば 

大名は不動明王を手本にせねばならんな

すると 僧侶は言いました

何故 その様に思われるのですか?

すると 自慢気に梵天丸は言いました

私には 見ての通り 片目がなく それでも いつか 戦に出る日が来るときの為に

 必死に剣術を習い 日本一の剣術者にならなければならない 

 技術だけでは 誰にも負けたくないのだ しかし 私の剣術には 

 誰かを守ると云う心が欠けていると言われた

僧侶は優しく言いました

不動明王は 困って居る者には優しく手を差し伸べます 悪さをする者には

 容赦なく叩き斬ることもあります しかし 意味もなく 刀を振るワケではありません

 強い意志があるのです 迷うことも揺らぐこともない決意の表れであり

 ここからは内面の強さがあるのです

それを聞いた 梵天丸は

何か 気付いたのでしょう

自分の何が足りなかったのか

そして 目を輝やかせ『そうだったのか』と言い

不動明王に誓うのでありました

 

私は 片目を失い だからこそ 誰にも負けない力が欲しい為に 

 自分の事しか考えていなかった だけど これからは 

 自分の為だけではなく 誰かの為に 剣を振り 

 守る為に力だけではく 学問も学び 

 そして 不動明王のような男になる

 

と言ったのであります

そして 帝王学をしっかり学んだそうです

不動明王が怖い姿・顔をしている理由

不動明王は怒っているような顔で背中に炎を燃やしている姿が印象的

仏顔という言葉もあるように 如来や菩薩など他の仏像は柔和な顔をしています

これらの神様は優しい言葉で仏教を説きます

しかし 中には 優しい言葉では仏教を理解できない 聞き入れない人もいる為

そのような人たちに対して憤怒し 恐ろしい形相と武器を使って強引にでも

俗世の煩悩にまみれた人々を救おうとするのが この不動明王です

仏像の特徴としては 髪形は辮髪(べんぱつ)と言って三つ編みの髪を肩に垂らし目は片方が上を向いていて

もう片方は下を向いている理由は 「天地眼」と言い 天から地まで一気に見渡すことができるというもの

牙も目と同様 片方ずつ上下が非対称になっており仏像によっては、左目が半眼、または閉じているものもあり

右手には魔物と煩悩を切る

左手には羂索(けんさく)という煩悩を縛って悪の心を改心させる捕縛縄を持ち

は人間界の煩悩や欲望を焼き尽くして、煩悩が天界に届かない役割を担っています

不動明王の形相は 単に怒っているのではなく いかなる人も道を踏み外さないよう

そのために仏教を説こうという覚悟の表情です

人間でも 外見は とても怖そうに見えて 実際は 優しかったり とても 親切だったりします

逆に優しそうに見えて 色々な意味で怖かったりもします

人は見掛けによらないですね

不動明王も同じで 本当は 子供 動物 とても大好きなんです

しかし 怖い顔してるので

子供には泣かれ

動物たちには逃げられ

とても

切ないですが

致し方ないですね

トホホ

顔の怖い優しい人と・顔の優しい怖い人 どっちが好き?
どっちも嫌だぁ
俺もぉ~

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