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天上天下唯我独尊

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花祭

仏教での「花まつり」とは、“お釈迦さまのご生誕をお祝いする日”のことです。

この「花まつり」では、花で飾られたお堂に立つお釈迦様の像になぜか“甘茶(あまちゃ)をかける風習があります

その理由とは?

その前にそもそも甘茶って何か?

「花まつり」の謎について説明します。

灌仏会(かんぶつえ)は、釈迦の誕生を祝う仏教行事である

日本では原則として毎年4月8日に行われる

釈迦(ゴータマ・シッダッタ)が旧暦4月8日に生誕した伝承に基づいている

降誕会(ごうたんえ)・仏生会(ぶっしょうえ)・浴仏会(よくぶつえ)・龍華会(りゅうげえ)・花会式(はなえしき)・花祭(はなまつり)の別名もある。

 

〚像に甘茶をかける理由〛

伝承では、お釈迦様が生まれたのは今からおよそ2,500年前 場所はネパール南部・ルンビニの花園だったそうです。

誕生地が由来で「花まつり」の名称が生まれたと言われています

甘茶をかける風習 

これは、お釈迦様が生まれた時に「天に9匹の竜が現れて、“甘露の雨”を降らせた…」という伝説があり〼

江戸時代までは“五色水”と呼ばれる香水を使っていたが、次第に甘茶が主流になったのではないかと考えられています。

甘さは砂糖の1,000倍!?

名前に“”のつく甘茶の原料は麦茶・そば茶・ハーブティーなどと同じく「茶外茶」にあたり、原料はユキノシタ科の落葉性低木「アマチャ」の葉です。

歴史は新しく、江戸時代あたりから民間薬として利用されたと伝えられています。

ヤマアジサイの仲間である「アマチャ」が花を咲かせる時期 5~6月

一方、甘茶に用いられるのは8~9月の若い葉になり〼

摘み取った葉を天日で干し、水を吹きかけて発酵させた後手でよく揉んで乾燥させると茶葉が完成。

前述の加工には“グルコフィロウルシン”という苦味成分を、甘みの強い“フィロズルチン”に変化させる作用があり

それによって砂糖の1,000倍もの甘さになり〼

また、砂糖が普及する以前は天然の甘味料として重宝されていました

その他にも、民間療法・厄除け・お供え物など生活を助けてきた甘茶

薬理作用としては、エキスで、抗腫瘍作用、抗アレルギー作用、抗菌作用、利胆作用が報告されています。

民間療法では、糖尿病患者の甘味代用や、胃弱・食欲不振・利尿・口臭除去に茶剤として利用されています。

お釈迦様が産まれて初めてのお風呂(産湯)が甘茶だったとも伝えられています。

※お釈迦さまの誕生を祝うと共に、4月からの新学年、新年度の新しい門出が素晴らしくなるようにという思いで甘茶をかけてましょう。

お釈迦様

お釈迦さまは今から2,500年前、ヒマラヤのふもと現在のネパール南部ターライ盆地にあったカピラバスツーで国家を形成していた

シャーキャ族の王子としてシュッドーダナ(浄飯)王、マヤ(摩耶)夫人の父母のもとに

ルンビニーの花園でお生まれになリました。

本名は「シッダールタ」というお名前です。

王子として何不自由なく育ちましたが、29歳でその地位を全て捨てて出家し、その後悟りを開いてブッダとなり、世の中に仏教を広めていきます。

右手は天を指し、左手は地上を指した姿をしています

これは、お釈迦さまが産まれた直後、七歩歩いて

右手で天を左手で地を指して天上天下唯我独尊」と話したという伝説があり〼。

 

「天上天下唯我独尊」

この世の中で「自分」という

個性をもった人は、一人しかいない

のだから自信を持って歩みなさい

という意味なんだぉー

 

 

追記

扱いを誤り使用不能に陥る状況を「お釈迦」になるとする表現は

炙り過ぎで鈍った金物を「火が強かったしがつよかった

四月八日だしがつようかだ

と江戸言葉で訛らせた江戸鍛冶職人の隠語という諸説もあり〼。



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