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地獄と極楽

更新日:

 

人々の平和

 

ある日の事でござい〼

神の世界から

地上を覗く事が出来る蓮池がございました

 

 

毎日その蓮池に

足を運ぶ一人の神様がおられました

 

 

その神様の名は「観音様」でござい〼。

 

観音様はいつも 心を傷めておられました

今日も また一人 地獄へ落ちる者がおると

 

観音様は こう 嘆いておられました

何故

人間は争い

憎しみ合い

人を殺めてしまうのでしょう

 

近頃の地上はとても 物騒で

生きた心地がしないのでは

ないかと感じ始めたのです

 

罪のない 

たくさんの命が殺められてる世界を

何とかしなければ

 

良い考えは無いものだろうか?

 

暫く考えた後に…

このように、お話になられました

 

もしも あの世この世

同じ世界・同じ環境・同じ条件

だとしても

人々が助け合い

 感謝の氣持ち

暖かい思いやりの氣持ちを

持ってるかどうかで

 そこが

地獄にもなり

極楽にもなる

お話になられたのでござい〼

 

悪人も善人も関係なく

皆の力で助け合う事を

考える事が必要ではないか?

 

そう 思えるような

何かきっかけは無かろうか?

 

とまた

深い思いに更けておられました

 

 

 

観音様は、ふと空を見上げ

何かをそっと 呟いたのです

 

それは

 

「とてつもなく恐ろしい言葉」

 

そんな言葉を呟くなんて

誰が予測できたでしょう

 

「愚かな人々を 

良い方向に向かわせる為

 一からやり直させようと

考えられたのです」

天変地異

地上は 激しく揺れ

波は壁の様に押し寄せ 何もかもを呑み込み

現実の世界とは思えない

それは

想像を越えた

天変地異

だったのです。

 

 

観音様は

また酷く心を傷めておりました

人々が絶望的な思いを

寄せていることに対してではありません

 

こういう時こそ

人々は助け合うべきではないか

と悟ったのです

 

家がなくても 

人々が協力し合おうとする気持ち

食料がなければ 

人々が協力し分け合う気持ち

沢山の気遣う気持ちを持っている者

そして

そうではない者に分かれてしまっていたという事に

酷く胸を打たれてしまったのです

 

観音様はお疲れになったような

小さな声で呟きました

 

「何故 私がこの様な事をしたか

 人間たちは気付きもしないのか 

 人間はやはり愚か者じゃったか」

 

と一粒の涙を流しおしゃったのです

 

そんな時でありました

観音様の目の前に沢山小さな

ホタルの様な 美しい光が現れたのです

 

観音様泣かないで下さい

天変地異により命を落とした者です 

よく 下を覗いてご覧下さい

 ほとんどの人々が協力し助け合っております 

私の魂は天にありますが 

残された人々の役に立てれましょう

 

私の魂は天にありますが…

 

そう言って 先程見えた

沢山の小さな美しい光は

一つになり

 

龍神様となったのです

 

こうして

観音様と生きた人々の手助けをする為に

 観音に使える龍神として

観音様が分身を作り

観音菩薩

となり

人々の平和を願い 

困っている人があれば 

龍神に乗り

観音菩薩が現れるとされました。

 

天変地異で苦しんでいる人々の中で

支え合い 協力し

感謝の気持ちや 温かい思いやりを

持った人同士が、集まれば天国であり

自分の事しか考えず 思いやりもない

人が集まれば地獄となるのです

これは

死後の世界も同じ理でござい〼。

-新秘

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