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一番粗末にしているのは・・・

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本当に大事なものとは?

第一回【四人の夫人の声を聞く

お釈迦様が「四人の夫人」の譬え話であります。

四人の夫人を、何に譬えてお話されているか、よく読んで頂きたい

お釈迦様の生きられた時代は、ひとりの男性が複数の妻をもつことがよくありました(一夫多妻)これはそんな時代のお話です。

ある男に四人の夫人がおりました。

どのように可愛がっていたのか?

第一・第二・第三・第四の夫人達が第一夫人をどのように可愛がっていたのか?

第一夫人は、寝るのも食べるのも一緒、いつも一緒、時には無理をしてでも欲しい物を買ってあげた。

第二夫人は、人と張り合って、やっとで手に入れた夫人で、いつも気にかけ外出の時は常に連れ出し家に帰ってからは鍵のかかる部屋に入れ、勝手に出て行かぬように見張りまでしていたのです。

第三夫人は、喜しい時には一緒に喜び、悲しい時・苦しい時も傍に寄り添い、心配してくれる大切な夫人です。

第四夫人は、その存在さえ心にかけず、夫人が何か言おうとしても”後で”という具合にまともに相手にしておりませんでした。

死を悟

その男はいよいよ死を悟った、独りで死ぬのはいかに寂しいか⁉

・そこで第一夫人に、“一緒に死んでくれないか”とお願いした

すると第一夫人は涙を流し、『“あなたには色々お世話になり大切にしていただきました。できるだけの事はお聞きしますが、一緒に死ぬことだけはできません”』と断った。

・そこで今度は第二夫人に同じことを尋ねた

すると第二夫人は、『“第一夫人ができぬことを第二夫人の私ができるわけはありません”』いともあっさり断わられた。

・がっかりしたその男は第三夫人に頼みんでみた 

すると第三夫人は大声で泣きながら、『“お葬式は出します。お墓も建ててあげます。でも一緒に死ぬことだけはできません”』と断った

・途方にくれたその男は第四夫人に同じように声をかけた

すると第四夫人は、『“親元を離れてあなたに嫁いで以来、常にあなたと一緒です だから 死ぬ時も一緒です”』と答えた

それを聞いた男は、言うに言われぬ深い後悔をした、日頃もっと第四夫人を大切に相手にしてやれば良かったと。

譬え

さて、お釈迦様はこの第一・第二・第三・第四の夫人達を何に譬えてお話しされたか

・第一夫人は自分の「身体」に譬えてあります

至れり尽くせりのことをしてきた、いざという時にはボロボロになって付いてきてくれた。

・第二夫人は「お金」に譬えてあります

時には人と張り合って、一生懸命頑張って手に入れた金を外出の時は携帯し、家にあっては金庫の中に入れ保管した。(でも死ぬ時は全く役に立たない)

・第三夫人は「身内・家族」に譬えてあります

一緒に喜び悲しみもしてくれたけれど、共に死んではくれません。

・第四夫人は「心」に譬えてあります

親元を離れて嫁いだとは、親に産んでもらって以来ということです。

だから、一緒に生きてきたし、死ぬ時も一緒ですというわけです。

一番大切なのは

お釈迦様は、身体もお金も家族もどれも大切だが、「一番大切なのは心である」とおっしゃいました。

しかし、一番大切にしなければならぬのに、第四夫人に譬えたように一番粗末にしているのは「心」でないのかと諭された。

身体に譬えた自分の健康は一番大切なものか、お金に譬えた経済も生活を支える大切なものである、また私を育て見守ってくれる大切な家族。

そして心こそは自分自身を成り立たせている何よりもどんなに大切なことか

然り

心の奥にある本当の願いを『“後で”・“また今度”』といって、後まわしにしてきた。

後悔先に立たずとはこの事ではないか、ではどうすることが心を大切にすることなのか?

心を大切にするということ

浄土真宗ではお念仏を心の鏡にするとのことです

心の鏡にするというのは、声に南無阿弥陀仏と申すことです

お念仏の声は、御仏のあなたを呼ぶ声です。

昔の人の歌を紹介しましょう

”西に行く筋ひとつだにたがわざれば骨と皮とに身はなればなれ”

西に行くとは、弥陀の浄土のことです、お念仏に心決まれば、身体の生き死にを超えて永遠のいのちを獲るのです。

南無阿弥陀仏

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